なぜX'masにポインセチア?
クリスマスの時期になると、姿を表し町中を飾りつけてくるポインセチア。
でも、なぜクリスマスになると飾られるのでしょうか。そもそも、どんな植物なのか、以外と知られていないポインセチアについて調べてみました。
①ポインセチアの名前
学名: ユーフォルビア・プルケルマ
和名: 猩々木(しょうじょうぼく)
英名: poinsettia (ポインセチア)
そして、
別名: クリスマスフラワー
※ポインセチアは、明治時代頃に日本にやって来たそうです。
大酒飲みの赤い顔が特徴の伝説上の動物である『猩々(しょうじょう)』が、ポインセチアの赤い葉から連想されるため、当時の日本では猩々木(しょうじょうぼく)と呼ばれる様になったそうです。
②なぜクリスマスフラワーに?
さて、いったい何故ポインセチアがクリスマスの花として使われる様になったのか調べてみたところ、
- また、花の中心部にある黄色い苞が、ベツレヘムの星のように見えるから。(クリスマスツリーの上の星のこと)
という理由から、クリスマスに飾られるようになっていったそうです。
③ポインセチアってどんな植物?
花言葉は、『祝福する』『聖夜』『幸福を祈る』『私の心は燃えている』など。
さすがクリスマスっぽいです。
更に、色によってもそれぞれ花言葉が付いていて、ピンクは『思いやり』、白は『慕われる人』『あなたの祝福を祈る』、赤は『私の心は燃えている』となっているそうです。
そして、ポインセチアの派手に色付く赤い部分は、花びらではなく葉っぱなんだそうです。
『短日植物』といって、日光が当たる時間が短い時期になると、花、芽をつけ、葉っぱを赤く変色させるそうです。そのため、ポインセチアの農家の人達は、クリスマスの時期に向けて、ポインセチアに箱や布を被せて、日光が当たる時間を調節し色をつけ出荷することもあるそうです。
また、ポインセチアの派手に色付く赤い部分は、花びらではなく葉っぱなんだそうです。
本当の花は、茎の頂点につく粒状のもので、花びらは持たないそうです。
~まとめ~
毎年、当たり前のようにクリスマスシーズンを飾りつけてくれていた、ポインセチア。そんなポインセチアには、クリスマスカラーである、赤、緑、白があり、ベツレヘムの星のようだという特徴がありました。
designed by hirotoshi kanou
ご覧頂いてありがとうございました!
★アネモネと神話の繋がりについての記事はこちらから↓
https://k-n-a-g.hateblo.jp/entry/2020/05/13/220950
★タンポポの名前の起源についての記事はこちらから↓
https://k-n-a-g.hateblo.jp/entry/2020/05/07/234903
ホームページ/ギャラリーはこちら
グッズショップはこちら