ガクアジサイってどんな花?

ガクアジサイ。梅雨の時期になると元気に咲く姿をよく見かけます。

(アジサイの学名は、Hydrangea といいます。)


f:id:k-n-a-g:20200517220820j:image

 

アジサイには色々な種類があり、大きく分けると、アジサイ(ホンアジサイ・テマリアジサイなど。よく見る一般的なアジサイのこと)と、ガクアジサイの2つです。

花の中央部に粒々が沢山あるのが、ガクアジサイです。

なんとなくイメージわかりますでしょうか?

 

ちなみに、名前からすると、いわゆる『アジサイ』の方が原種のような気がしますが、実は、『ガクアジサイ』の方が原種に近いそうです。

 

ところで中央部分の小さい粒々はいったい何なのでしょう?

 

実は、あれは小さな蕾のあつまりで、花になる部分です。花序(かじょ)といいます。その周りの花ビラのように見えるものは、『蕚片(がくへん)』と呼ばれる葉っぱが変化したものなんです。

この蕚片は、装飾花(そうしょくか)とも呼ばれます。確かに、葉っぱのようにも見えるし、花ビラのようにもみえます。

 

そして蕚片の中心の粒は、中性花といいます。花が退化したものと言われていて、咲いたり咲かなかったりします。

 

 

そして、この蕚片。この蕚片が目立つため、ガクアジサイと呼ばれるようになったという説があります。

 

蕚片(がくへん)が目立つから、ガクアジサイ

 

なるほどです。

 

でも、普通のアジサイも蕚片の集まりっていう意味では、ガクアジサイって呼んでも間違いではない気もしてしまいます。

 

他にも、額ぶちで囲ってるように見えるので、額アジサイガクアジサイとなったという説もあるそうです。



いったいなぜ、そのような形に進化をしていったのでしょう。不思議な花ですが、梅雨の時期を華やかな気持ちにしてくれるとても綺麗な花です。

 

という訳で、ガクアジサイについてでした!

 

 

designed by hirotoshi kanou

 

 

 

★紫陽花にまつわる恋の物語の記事はこちらから↓

https://k-n-a-g.hateblo.jp/entry/2020/05/22/072532

 

★紫陽花の名前と色についての記事はこちらから↓

https://k-n-a-g.hateblo.jp/entry/2020/05/21/062837

 

 

 

ホームページ/作品ギャラリーはこちらです↓

https://k-n-a-g.jimdofree.com

 

ギャラリーグッズショップはこちらです

https://ka-no.booth.pm