ガクアジサイってどんな花?
ガクアジサイ。梅雨の時期になると元気に咲く姿をよく見かけます。
アジサイには色々な種類があり、大きく分けると、アジサイ(ホンアジサイ・テマリアジサイなど。よく見る一般的なアジサイのこと)と、ガクアジサイの2つです。
花の中央部に粒々が沢山あるのが、ガクアジサイです。
なんとなくイメージわかりますでしょうか?
ちなみに、名前からすると、いわゆる『アジサイ』の方が原種のような気がしますが、実は、『ガクアジサイ』の方が原種に近いそうです。
ところで中央部分の小さい粒々はいったい何なのでしょう?
実は、あれは小さな蕾のあつまりで、花になる部分です。花序(かじょ)といいます。その周りの花ビラのように見えるものは、『蕚片(がくへん)』と呼ばれる葉っぱが変化したものなんです。
この蕚片は、装飾花(そうしょくか)とも呼ばれます。確かに、葉っぱのようにも見えるし、花ビラのようにもみえます。
そして蕚片の中心の粒は、中性花といいます。花が退化したものと言われていて、咲いたり咲かなかったりします。
そして、この蕚片。この蕚片が目立つため、ガクアジサイと呼ばれるようになったという説があります。
蕚片(がくへん)が目立つから、ガクアジサイ。
なるほどです。
でも、普通のアジサイも蕚片の集まりっていう意味では、ガクアジサイって呼んでも間違いではない気もしてしまいます。
他にも、額ぶちで囲ってるように見えるので、額アジサイ→ガクアジサイとなったという説もあるそうです。
いったいなぜ、そのような形に進化をしていったのでしょう。不思議な花ですが、梅雨の時期を華やかな気持ちにしてくれるとても綺麗な花です。
という訳で、ガクアジサイについてでした!
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