アネモネの別名は『○○の花』
アネモネ
アネモネは春に咲く花で、様々な色の花びらを咲かせ春の訪れを私達に教えてくれます。
そんなアネモネには別名があります。
なんだと思いますか?
アネモネは、別名『風の花』とも呼ばれることがあります。(英語でWIND FLOWERとも呼ばれています。)
いったいなぜ、『風の花』なのでしょう。
風の花、アネモネ
アネモネは、春の穏やかな風が吹き始める頃に花を咲かせるため、風の花と呼ばれるようになったそうです。
ところで、アネモネの和名は何か知っていますか?
『牡丹一華(ボタンイチゲ)』
『花一華(ハナイチゲ)』
『紅花翁草(ベニハナオキグサ)』
などです。
やはり私達にとっても、アネモネという呼び方が、馴染み深いですよね。
ちなみに学名は
『ANEMONE CORONARIA』です。
『はかない恋』
『恋の苦しみ』
などです。
なぜそんな切ない花言葉がつけられたかというと、アネモネがギリシャ神話などで登場する際、切ない話が多かったからだと思われます。
花ビラの色によっても花言葉があり、
赤『君を愛す』
紫『あなたを信じて待つ』
白『真実』『期待』『希望』
です。
という訳で、アネモネの別名『風の花』についてでした。
ご覧頂いてありがとうございました。
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★アネモネと神話の繋がりについての記事はこちらから↓
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カーネーションの花言葉
カーネーションといえば、母の日のプレゼントですね。さて、そんなカーネーションの花言葉とはなんなのでしょう。
赤『母への愛』
深い赤『私の心に哀しみを』
白『純粋な愛』『私の愛は生きている』
ピンク『女性の愛』『美しい仕草』
オレンジ『熱烈な愛』
黄『軽蔑』
紫『誇り』『気品』
青『永遠の幸福』
と、言葉のイメージは花色によって全然違います。誰にどんな思いでプレゼントするのかよく考えてから贈った方が良いかもしれませんね。
カーネーションってどんな花?
ところで、カーネーションはいったいどんな花なのでしょうか。
カーネーション(Carnation)
和名は、オランダナデシコ、ジャコウナデシコ、オランダセキチク、セキチク(石竹)
日本には江戸時代初期以前に輸入され、『アンジャベル』と呼ばれていたそうです。
カーネーションの語源には、花の形が『冠(かんむり)』(corona)に似ているという説や、ラテン語の『carn(肉)』から、肉の色の花という意味で語源になったという説があります。
まとめ
カーネーションの花言葉は、色によって様々なので、プレゼントで贈る際には何色を贈るか気をつけた方が良さそうです。
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★なぜ母の日にカーネーションなのか?についての記事はこちらから↓
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タンポポの名前の由来とは?
黄色い花が可愛いらしいタンポポ。街中でも公園や道端など、色々な場所で観ることができます。
そんなタンポポの名前の由来、知っていますか?
タンポポの名前
- 漢字で書くと『蒲公英』。これは、中国の漢字表記をそのまま使ったものです。
- 英名はDandelion
- 和名は、鼓草(つづみぐさ)
なんで鼓草(つづみぐさ)?
江戸時代の頃、子供達の中である遊びが流行っていました。タンポポの茎の部分を取って、その両端に切り込みを入れ水に入れると、両端が反り返って鼓(つづみ)のような形になる、というものです。その鼓のような形から鼓草と呼ばれていたそうです。
そして、鼓を叩く音が『タン♪ポポ♪タン♪ポポ♪』と聞こえることから、鼓草をタンポポと呼ぶように変わっていったそうです。
まとめ
タンポポは、江戸時代に鼓草(つづみぐさ)と呼ばれていました。そして鼓を叩く音が、タン♪ポポ♪と聞こえることから、タンポポと呼ばれるようになっていったそうです。
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知ってる?桜の花言葉
日本の春といえば、お花見。そしてお花見といえば、桜ですね。
そんな桜の花言葉、皆さんご存知でしょうか。
桜の花言葉
『精神の美』『優美な女性』
品種によっても、それぞれ花言葉が付いています。
例えば、
ソメイヨシノは『純粋』
八重桜は『おしとやか』
しだれ桜『優美、ごまかし』
等々。
(ちなみに、しだれ桜は品種名ではなく、それぞれの桜が垂れるように咲いてる状態のものをいうそうです。そういうバージョンみたいなことですかね。)
人によって感じ方の違う花言葉
日本では、卒業式や入学式のおめでたいシーズンに咲くことや、その美しい姿から、桜のイメージは良いと思います。
でも海外では、桜の花びらが散っていく儚い姿から『私を忘れないで』という花言葉がつけられてたりもします。
桜の品種いろいろ
桜の品種は、山桜という自然界にもとからあった種類が15種類。品種改良によって造られたものが、300種以上あるらしいです。
日本で見られるのは、ほとんどが淡紅色の花びらのソメイヨシノという品種です。他にも、濃い紅色の河津桜。大輪の花を咲かせる大島桜。小さい花の深山桜など、種類はいろいろ豊富です。
★なぜ日本ではソメイヨシノが増えたのか?詳しくはこちらから↓
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桜と梅と桃の違い
桜と同じようにピンク色の花を咲かせる木は他にもあります。
どれも綺麗ですが、やはり少しずつ雰囲気は違いますね。
まとめ
桜の花言葉『精神の美』『優美な女性』
春を染々と感じさせてくれる桜。やはり美しい花言葉が似合う気がします。桜も、桜餅も大好きです。
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ソメイヨシノはどうして増えた?
春になると、淡いピンク色の花を満開に咲かせて、私達の心までも華やかな気持ちにしてくれる桜。
日本ではソメイヨシノという桜が有名です。私達がよく目にする桜は、ソメイヨシノであることが多いかもしれません。
ソメイヨシノは、どうやって増えたのか?
日本全国で、数百万本はあると言われるソメイヨシノ。ソメイヨシノは、若い木でも花を咲かせる為、戦後の復興に向け、全国でソメイヨシノが植えられたそうです。
そんなソメイヨシノは、自家不和合性という性質の品種の為、ソメイヨシノ同士の交配のができません。ですので、すべて接ぎ木という方法によって、ここまで増えていきました。つまり、一本の原木から、数百万本まで人の手で地道に増やしていった訳です。
すごいですよね。。。
ちなみに、接ぎ木とは、2種類以上の植物を人工的につくった断面で接合させて、1つの個体にすることです。台木と呼ばれる土台になる木の幹に、切り込みを入れて、そこへ育てたい木の枝や幹を差し込んで接着させておきます。すると、木の修復能力によって、2つの幹がくっつくので、それによって台木によって育ててもらうという方法です。
日本のソメイヨシノは、もともと1本の原木から接ぎ木によって増えたので、すべて同じ遺伝子のクローンということになります。
ソメイヨシノの名前の由来は?
江戸時代末期に、江戸染井村の植木職人が、ある桜を桜の名所である奈良県の吉野にちなんで、『吉野桜』と名付けました。その後、染井村の名前を加えて『染井吉野(ソメイヨシノ)』と名付けられたそうです。
どうして川沿いに桜は多いのか?
昔、日本では大雨が降ると、川が氾濫し、土手が決壊して洪水による被害が多く、悩まされていいたそうです。そこで、『享保の改革』の時に、川沿いに多くの桜の木を植えました。すると、お花見で集まった人達が地面を踏み固めて、土手が頑丈になり氾濫が減ったそうです。
満開のソメイヨシノが並ぶあの綺麗な風景には、そんな理由があったんですね。
まとめ
- ソメイヨシノは、戦後の復興に向けて、人の手で一本ずつ接ぎ木によって増えていった。
- ソメイヨシノは、もともと1本の原木から増やして、数百万本にまで増えた。つまり同じ遺伝子を持つクローン。
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知ってる?サイネリアの花。
サイネリアという花を知っていますか?
サイネリアは、寒い冬から穏やかな春にかけて咲く花で、公園や庭のガーデニングなどで、私たちの日常を鮮やかに色づけてくれています。
①サイネリアってどんな花?
キク科ペルカリス属
英名:『CINERARIA』
別名:『シネラリア』『富貴桜(ふうきざくら)』『フキギク』『富貴菊(ふうきぎく)』『フキギク』
サイネリアは、世界中に、2000種以上もの品種があると言われているそうです。
花言葉は、
『快活』『愉快』『喜び』
などがあります。
②サイネリアの名前の由来
サイネリアはもともと、『シネラリア』と呼ばれていました。しかし、その呼び方は『死』を連想させる為良くないとされ、今の『サイネリア』という呼び名が一般化していきました。
そして、そんな悪いイメージを払拭するため、和名では『富貴桜』や『富貴菊』といったボリューム感のある華やかな名前になったそうです。
でも、そうなると、大切な人へプレゼントする花としては、ふさわしくないのでしょうか?
③プレゼントとしてのサイネリア
イギリスでは、花言葉に『快活』とあるように、
『すぐに快復して、元気になって』
という想いを込めて、サイネリアを病人へ贈る習慣があるそうです。
ただし、
日本では、昔の呼び方の名残で贈り物としては避けられることもあるようなので、誰に贈るかによって注意したほうが良いかもしれません。
~まとめ~
華やかに咲く明るいイメージのあるサイネリアですが、かつては、シネラリアという呼び名により悪いイメージがついていました。
しかし、サイネリアと呼ばれるようになり、今では、世界中で多くの人々に愛される花のひとつとなりました。
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伝説に登場する花『鈴蘭』
鈴のような可愛いらしい花を咲かせることで有名な鈴蘭。
春頃に咲くこともあり、春の訪れを教えてくれる花のひとつでもあります。
香水などでも使われ、3大フローラルのひとつです。花色は白が有名ですが、桃色や紅色の品種もある綺麗な花ですが、有毒ですのでご注意を。
また、フィンランドの国花でもあります。
①鈴蘭の名前
鈴蘭には色々な呼び方があります。
和名:『鈴蘭(すずらん)』
英名:『LILY OF THE VALLEY』
(谷間のユリという意味で、谷間に生息していることにちなんでつけられました。)
別名:『君影草(きみかげそう)』
『谷間の姫百合(たにまのひめゆり)』
※『君影草』という別名は、男性の影に寄り添う古き日本女性のイメージからついたそうですが、鈴蘭の花は葉っぱより下に咲き、葉っぱの影に隠れる様に咲くこともあるので、そこから連想されたのかもしれません。(諸説あり)
②鈴蘭の花言葉
花言葉は『意識しない美しさ』『純粋』『純潔』『幸福の再来』など。
③鈴蘭にまつわる伝説
鈴蘭にはこんな伝説が。。。
『ノルウェーでは、春の女神が地上に春の訪れを告げに来た際に、大地の寒風で、緑色の衣が裂けることで葉と茎ができ、そして、女神が雪で花を作ったことで、鈴蘭が生まれました。』
という伝説があるんです。さらに、こんな伝説も。。。
『鈴蘭は森の鈴とも呼ばれ、森の精霊達が、森の守護神セント・レオナードを救った伝説が由来です。修行中のレオナードは森で巨大な毒竜に襲われ3日3晩戦い、やっとのことで毒竜を倒しました。しかし、重傷をおったレオナードは草の上に倒れてしまうと、流れる血に染まった大地から鈴蘭が一斉に咲き、彼の傷とともに心まで癒したそうです。』
この伝説から『癒し』『平静』等の花言葉がついたそうです。
~まとめ~
香水に使われたりと、様々な場面で活躍する鈴蘭は、昔から人々の生活に馴染み深く、伝説や言い伝えにも度々登場している花でした。
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